
THE MOON OVER THE CASTLE
月を愛した、
廉太郎。
城壁の上に、
あの旋律が聞こえてくる。
大分県竹田市は、江戸の風情が色濃く残る城下町。旧岡藩の城である岡城は、竹田で少年期を過ごした瀧廉太郎が「荒城の月」を着想した地として知られています。
この町への旅は、音楽に迎えられることから始まります。豊後竹田駅に列車が着くと、ホームに響くのは「荒城の月」。日本最古の駅メロといわれるその旋律が、訪れる人を迎えてくれます。
車で向かう道のりにも、廉太郎の音楽が。豊後大野から竹田へ入る国道502号では「荒城の月」、熊本・阿蘇方面からの国道57号では「花」。路面に刻まれた溝が、車の走行音を旋律に変える、音楽道路です。
そして、岡城跡へ。今も残る石垣と、その向こうに連なる山々。夕暮れの空の下に立つと、今も竹田の町を音で飾る廉太郎の旋律が、また彼方から聞こえてくるようです。
城の賑わいも、過ぎていった時間も、ふと身近に感じられるひととき。その余韻を胸に、城下の御客屋敷で、自家焙煎の珈琲をお楽しみいただけたらと思います。
「荒城の月カリー」は、満月に見立てた卵と、城壁を表したご飯を添えた一皿です。岡城を歩いた日の思い出とともに、どうぞ。




